スガイ化学は増額好感で気配値のまま水準切り上げ、4~9月期営業益は従来比倍増に
スガイ化学工業<4120>が寄り付き大口の買い注文が入り商いが成立せず、カイ気配のまま水準を切り上げる展開。同社は医薬・農薬分野向け中間物を主体に高品質のファインケミカル製品を提供している。業績は欧米向け医薬・農薬用中間物が大幅に伸長して増収効果をもたらしており、売上原価率の改善なども背景に足もとの利益は会社側想定を大きく上回っている。29日取引終了後、20年4~9月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の1億円から倍増となる2億円(前年同期実績は500万円)に上方修正しており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS