さくらネットは一時14%高、クラウド系サービス順調で上期営業利益は一転47%増益
さくらインターネット<3778>は急伸し一時、前日比104円(14.1%)高の844円に買われている。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高106億9500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益6億100万円(同47.5%増)、純利益3億2600万円(同84.5%増)と従来予想の営業利益2億6000万円を上回り、減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。
ハウジングサービスの微減傾向や専用サーバサービスの伸び悩みなどがあった一方、新型コロナウイルス感染症対策をきっかけとしたリモートワークやオンラインビジネスの伸長により、クラウドサービスやレンタルサーバサービスなどのサブスクリプション型のクラウド系サービスが順調に推移し業績を牽引した。また、サービス用機材の投資時期の見極めや、リモートワーク前提の働き方に変更したことによる旅費交通費やイベント自粛に伴う広告宣伝活動費用などの減少も利益を押し上げた。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高234億円(前期比6.8%増)、営業利益7億4000万円(同21.2%減)、純利益3億5000万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
ハウジングサービスの微減傾向や専用サーバサービスの伸び悩みなどがあった一方、新型コロナウイルス感染症対策をきっかけとしたリモートワークやオンラインビジネスの伸長により、クラウドサービスやレンタルサーバサービスなどのサブスクリプション型のクラウド系サービスが順調に推移し業績を牽引した。また、サービス用機材の投資時期の見極めや、リモートワーク前提の働き方に変更したことによる旅費交通費やイベント自粛に伴う広告宣伝活動費用などの減少も利益を押し上げた。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高234億円(前期比6.8%増)、営業利益7億4000万円(同21.2%減)、純利益3億5000万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS