トヨタなど自動車株が軟調、1ドル=104円台の円高が重荷に
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が軟調。前日の米国株市場で主要株指数が終盤崩れマイナス圏で引けたほか、足もとドル・円相場でドル売りの動きが強まり1ドル=104円台半ばまで円高に振れたことなどが逆風材料となっている。輸出セクターのなかでも自動車セクターは特に為替感応度が高く、輸出採算悪化への警戒感が募る。トヨタの21年3月期通期想定為替レートは1ドル=105円と厳しめに設定されていたが、実勢はそのラインを下回ってきた。
出所:MINKABU PRESS
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