水道機が急反落、20年3月期最終損益は赤字に転落
水道機工<6403>が急反落している。26日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高210億3500万円(前の期比15.0%増)、営業利益12億8000万円(同21.3%増)、最終損益17億2500万円の赤字(前の期5億8900万円の黒字)と、最終赤字となったことが嫌気されている。
上下水道事業における下廃水分野での大型案件を中心とした出来高の進捗や、水道分野でのメンテナンス案件の受注拡大、新規の運転管理委託案件の増加などが寄与し売上高・営業利益は増加した。ただ、サウジアラビア関連会社の持ち分法による投資損失11億7200万円の発生などにより経常利益が大幅減益となったほか、特別損失で同関連会社への貸付金に対する貸倒引当金繰入額13億1200万円を計上したことなどで最終赤字を余儀なくされった。
なお、21年3月期業績予想は、施工管理技士技術検定試験における実務経験不備の疑いに関する第三者委員会での調査結果などによる業績への影響を、現時点で合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS
上下水道事業における下廃水分野での大型案件を中心とした出来高の進捗や、水道分野でのメンテナンス案件の受注拡大、新規の運転管理委託案件の増加などが寄与し売上高・営業利益は増加した。ただ、サウジアラビア関連会社の持ち分法による投資損失11億7200万円の発生などにより経常利益が大幅減益となったほか、特別損失で同関連会社への貸付金に対する貸倒引当金繰入額13億1200万円を計上したことなどで最終赤字を余儀なくされった。
なお、21年3月期業績予想は、施工管理技士技術検定試験における実務経験不備の疑いに関する第三者委員会での調査結果などによる業績への影響を、現時点で合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS