五洋建が3日続伸、第1四半期営業微減も上期計画に対する進捗率65%
五洋建設<1893>が大幅高で3日続伸している。4日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高1148億200万円(前年同期比20.7%減)、営業利益81億8000万円(同0.6%減)、純利益59億5300万円(同0.6%増)と営業減益で着地したものの、上期計画に対する営業利益の進捗率が65%と順調なことが好感されている。
国内建築事業が減少したことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で一部海外工事が中断したことが響いた。また、国内土木事業や海外建設事業の工事収支改善により売上総利益は増益となったが、6月にシンガポールの設備工事会社を子会社化した際の経費を計上したため、営業利益は微減益となった。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高4930億円(前期比14.1%減)、営業利益275億円(同17.1%減)、純利益185億円(同20.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
国内建築事業が減少したことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で一部海外工事が中断したことが響いた。また、国内土木事業や海外建設事業の工事収支改善により売上総利益は増益となったが、6月にシンガポールの設備工事会社を子会社化した際の経費を計上したため、営業利益は微減益となった。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高4930億円(前期比14.1%減)、営業利益275億円(同17.1%減)、純利益185億円(同20.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS