第一三共は大幅続伸、英アストラゼネカと抗がん剤のグローバル開発販売契約を締結
第一三共<4568>が大幅続伸となっている。同社は27日取引終了後に、開発中の抗がん剤「DS-1062」に対する抗体薬物複合体(ADC)について、グローバルな開発及び商業化契約を英アストラゼネカと締結したと発表。これが材料視されているようだ。
同社とアストラゼネカは、全世界(同社が独占的権利を持つ日本は除く)で同剤の単剤療法及び併用療法を共同で開発・商業化し、同社は同剤の製造と供給を担う。今回の契約では、同社はアストラゼネカから10億ドル(本契約時に3.5億ドル、その1年後に3.25億ドル、その2年後に3.25億ドル)の契約一時金を受け取り、開発マイルストンの達成により最大10億ドル、販売マイルストンの達成により最大40億ドルを受け取ることになっており、すべての開発及び販売マイルストンが達成された場合の受け取り総額は最大60億ドルとなる。なお、DS-1062は現在、手術不能で進行・転移性の非小細胞肺がんとトリプルネガティブ乳がんを対象とした第1相臨床試験を日米で実施している。
出所:MINKABU PRESS
同社とアストラゼネカは、全世界(同社が独占的権利を持つ日本は除く)で同剤の単剤療法及び併用療法を共同で開発・商業化し、同社は同剤の製造と供給を担う。今回の契約では、同社はアストラゼネカから10億ドル(本契約時に3.5億ドル、その1年後に3.25億ドル、その2年後に3.25億ドル)の契約一時金を受け取り、開発マイルストンの達成により最大10億ドル、販売マイルストンの達成により最大40億ドルを受け取ることになっており、すべての開発及び販売マイルストンが達成された場合の受け取り総額は最大60億ドルとなる。なお、DS-1062は現在、手術不能で進行・転移性の非小細胞肺がんとトリプルネガティブ乳がんを対象とした第1相臨床試験を日米で実施している。
出所:MINKABU PRESS