SBテクノロジー--- MIRACLE ZBX 5.0の発売を発表
SBテクノロジー<4726>の子会社サイバートラストは9日、エンタープライズ向けシステム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX 5.0」を、一般公開したと発表。
同社が独自で機能拡張したMIRACLE ZBX 5.0 は、2020年5月に発表された最新版のZabbix 5.0をベースに、主に国内企業ユーザーから寄せられた不具合修正や機能拡張などの要望を反映したもの。
MIRACLE ZBX 5.0 では、Zabbix 5.0 での機能拡張を受け、Go言語で開発された新しいエージェント「Zabbix Agent2」が追加。従来のエージェントと比較して、内部の監視処理改善による柔軟な監視設定、並列度の増大、および Go 言語を利用したプラグインシステムによる容易な機能拡張などのメリットを提供する。
また、アプリケーションの更新情報を他のアプリケーションへリアルタイム提供する仕組みであるWebhook通知を標準で実装。従来、Zabbixシステムからのアラート通知はEメールがメインだったが、Webhook通知により、障害発生時にSlackやMicrosoft Teams、RedmineなどさまざまなWebサービスやアプリケーションへリアルタイムで通知することが可能となった。
より複雑な大量のデータを一括監視するニーズに対応するため監視結果のフィルター機能が充実したほか、Webフロントエンドのリアルタイム性が進化し、監視結果をすぐに見られるようになった。
同社では、MIRACLE ZBXを安心して利用してもらうため、「MIRACLE ZBX サポートサービス」を提供。同サービスは MIRACLE ZBX だけでなく、オープンソースのZabbixも対象とし、ソースコード解析を基本としたメニューに加え、10年の長期サポートやアプライアンスのワンストップ・サポートなどを提供している。
《ST》
提供:フィスコ