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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4574 大幸薬品

東証P
317円
前日比
-3
-0.94%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.9 1.97 17.21
時価総額 161億円
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個人投資家・有限亭玉介:新型コロナ懸念がくすぶる相場で気になる銘柄【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年5月19日13時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『新型コロナ懸念がくすぶる相場で気になる銘柄』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。


まず最初にご紹介するのが、正露丸でお馴染みの大幸薬品<4574>です。5月12日の決算発表では売上高と営業利益が過去最高を達成した事で好感され、さらに20年3月期の年間配当を増額し50円とした事で、株価は上昇トレンド継続となりました。同社の衛生管理製品「クレベリン」が、 新型コロナウイルスの流行で需要が拡大し、業績に寄与したとの事です。同社の「クレベリン」は医療現場でも使われており、新型コロナウイルスへの警戒が続く上では思惑は続きそうですな。


3つ目の銘柄は、自動車搭載用の圧力センサー等を手掛ける長野計器<7715>です。5月12日の決算発表では、半導体業界向けの需要が減少した事で経常利益は減益着地となりましたが、21年3月期は増益予想を発表し、株価は窓をあけて急騰しました。同社の中期計画では、高付加価値のサービスに加え、海外子会社を中心としたグローバル戦略を展開させる事で経営基盤の強化を目指す方針と示しています。一目均衡表(日足)は、雲の中での保ち合いが続いておりましたが、決算後の急騰で雲の上限を上抜きました。調整を挟みつつ、下値を切り上げるか注視していきたいところです。

4つ目の銘柄は川田テクノロジーズ<3443>です。鉄構や土木事業を手掛けており、国土交通省とも引き合いがある同社は、5月12日には上方修正を発表しました。大型工事の交渉が想定より順調に進んだ事で、営業利益は従来予想から24.1%増加しております。その後は25日線が上値抵抗線となっていますが、下値は堅くなってきている模様です。現在の株価はPERとPBRで見てもかなり割安水準であり、橋梁事業や首都圏再開発工事など、国土強靭化の思惑が、同社株価を支えるかと見ております。5月22日の決算を経てどのように動くかもチェックしておきたいもんですな。

5つ目の銘柄は、一般廃棄物や産業廃棄物の処理を主力としている要興業<6566>です。医療機関で新型コロナウイルス対応に使われた廃棄物などを、専用容器での回収をしている事から、思惑買いが入っているようです。リサイクル事業は資源相場に左右される形で軟調ではありますが、行政受託事業は堅調に成長しているようです。チャート(日足)は、2月14日の減益決算が嫌気され売られますが、4月6日に安値651円で底を打ち、反発して全ての移動平均線を上抜いてきています。同社は4月15日には代表取締役社長の異動を発表しており、新たな経営体制となりましたが、目先は5月27日の決算発表を経てどのように動くかを見定めたいところです。

6つ目の銘柄は博展<2173>です。 イベント展示販促を支援する同社は、新型コロナウイルスの影響により、イベント中止などの思惑から影響を受けていましたが、オンラインでのイベントプロモーションサービスの提供を発表しており、市場から注目されているようです。オンラインサービスの発展で、いわゆるアフターコロナの世界では、リアルでもオンラインでも楽しめるイベントが増えるかもしれませんねぇ。こちらも次なる決算である5月25日を見定めたいところです。

7つ目の銘柄はサイバーエージェント<4751>です。昨年11月にも紹介した同社は、4月22日に決算を発表し、経常利益を前年同期より47%増益させ着地しました。ゲーム事業が好調に推移し、売上高も過去最高を記録しております。これを受けて4月23日、マッコリー証券は同社の格付けを「アウトパフォーム」とし、目標株価を5000円に設定しました。チャート(日足)は、3月23日の年初来安値から反発すると、25日線・75日線ともに上抜き、4月30日には年初来高値となりました。今後はゲーム以外でも、 巣ごもり連想からも成長が期待されるAbemaTVなども注目してみたいですねぇ。

8つ目の銘柄は、街コンやオンライン婚活 を手掛けるリンクバル<6046>です。5月7日の決算発表では、新型コロナウイルスの影響でイベントが5月まで中止となり、前年同期比で経常利益が減益着地となりました。しかし、同社にはオンラインビデオチャットサービス「V BAR(ブイバー)」へ期待買いが入っている模様です。いわゆるオンライン飲み会において、男女の出会いを促進するこのサービスは、リリースから約1ヶ月で累計利用回数5万回を突破しており、さらに4月16日にはオンライン婚活アプリ「5minutes」のリリースをしています。チャート(日足)は、25日線が75日線を上抜く、ゴールデンクロス間近かと見ています。兎角、オンライン婚活の今後の展開には注目ですな。

9つ目の銘柄も恋愛マッチングサービス「Omiai」を展開する、ネットマーケティング<6175>です。アフェリエイト広告事業を中核にしている同社は、5月12日の決算では「3Q経常利益が前年同期比15%減」と発表した事で株価は下落しましたが、一目均衡表(日足)雲の下限付近では買いが入った模様です。同社は4月22日に「Omiai」にて『ビデオ通話OK』の相手を簡単に検索できる機能をアップデートしたと発表した折から、株価は上昇に転じてきていたところ、その決算にて調整となったようです。今後はリモート婚活関連としての思惑と共に、実際に「Omiai」の有料会員数も増加傾向である事からも、その成長に期待買いが入るのではと見ています。緊急事態宣言が解除されたとしても、巣ごもり恋愛…続きますかねぇ。

10つ目の銘柄はファンデリー<3137>です。糖尿病患者など食事療法が必要な方をメインに、健康食 宅配事業を展開する同社にも、巣ごもり関連の思惑があるようです。4月30日の決算発表では、工場稼働の遅れなどで経常利益は減益着地となりましたが、MFD事業の会員数は増加している模様です。チャート(日足)は、底値で切り返すと25日線を上抜く動きも見せており、そのまま下値サポートに入るか注視しております。外出自粛後も高齢者を中心に、栄養相談も兼ねた宅配サービスの需要は堅調との見方もあり、さらなる高齢化を見据えて中長期で見ていきたい銘柄ですな。

11つ目の銘柄はアズジェント<4288>です。ネットワークセキュリティ事業を手掛ける同社は、4月27日に経済産業省の定める「情報セキュリティサービス基準」に適合登録されたとの発表が、好感されたようです。テレワークの普及で、セキュリティへの需要が高まる中、同社が販売する「DEEP INSTINCT」は、他社が検知できなかったランサムウェアの検知を可能にしており、差別化が図れるかもしれませんな。チャート(週足)は、コロナショックの影響も相まって売りが続きましたが、底値で買い戻しが入ると13週線を上抜きました。5月27日の決算付近での値動きも注視したいです。

最後の銘柄は自律制御システム研究所<6232>です。ドローン関連の注目株である同社は、国立研究開発法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募していた「安心安全なドローン基盤技術開発」事業に採択された事を4月27日に発表すると、好感されて買いが入った模様です。さらに5月12日の決算も黒字浮上となった事も好感され、直近では一目均衡表(日足)の雲を上抜いて株価は推移しています。昨年12月には、海上保安庁が中国製ドローンの活用を見送ったとの報道にて、同社にも思惑が続いており、今後も政府関連の報道に注目していきたいですな。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

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