太平洋セメが急伸、300万株を上限とする自社株買いを実施
太平洋セメント<5233>は急伸。20日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を300万株(発行済み株数の2.44%)、または50億円としており、取得期間は5月21日から7月31日まで。中期経営計画に基づいた株主への利益還元を図るためとしている。
また、同時に発表した21年3月期連結業績予想は、売上高8760億円(前期比0.9%減)、営業利益550億円(同9.8%減)、純利益320億円(同18.3%減)と減収減益を見込む。国内外とも新型コロナウイルスによる影響は7月以降回復に向かうことを想定している。それにより短期的には建設工事の中断や延期、中期的には民間設備投資や再開発が抑制されセメント需要が減少する見通し。
なお、20年3月期決算は、売上高8843億5000万円(前の期比3.5%減)、営業利益610億800万円(同7.6%減)、純利益391億5100万円(同9.9%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
また、同時に発表した21年3月期連結業績予想は、売上高8760億円(前期比0.9%減)、営業利益550億円(同9.8%減)、純利益320億円(同18.3%減)と減収減益を見込む。国内外とも新型コロナウイルスによる影響は7月以降回復に向かうことを想定している。それにより短期的には建設工事の中断や延期、中期的には民間設備投資や再開発が抑制されセメント需要が減少する見通し。
なお、20年3月期決算は、売上高8843億5000万円(前の期比3.5%減)、営業利益610億800万円(同7.6%減)、純利益391億5100万円(同9.9%減)だった。
出所:MINKABU PRESS