ＪＢＲが急落、生活トラブル解決件数の減少見込み２０年９月期業績予想を下方修正

　ジャパンベストレスキューシステム<2453>が急落している。８日の取引終了後、２０年９月期の連結業績予想について、売上高を１３５億円から１１５億円（前期比４．３％減）へ、営業利益を２０億円から１２億円（同２６．７％減）へ、純利益を１６億４０００万円から６億円（同６３．４％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　新型コロナウイルス感染拡大を保守的に勘案し、会員セグメントで計画していたサブスクリプション型の新規提携案件の開始が２１年９月期以降に遅延することや、人との接触を避けるため駆けつけセグメントにおける生活トラブル解決件数の減少を見込むことなどが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１９年１０月～２０年３月）決算は、売上高５９億９６００万円（前年同期比１．９％減）、営業利益６億５０００万円（同１１．９％減）、純利益２億６０００万円（同７４．３％減）だった。

出所：MINKABU PRESS