NTTドコモが18年ぶり高値圏浮上、年金系資金などのリバランスの買い
NTTドコモ<9437>が3連騰で昨年来高値を更新、2002年5月以来約18年ぶりの高値圏に浮上した。5G商用サービスが開始され、通信メガキャリアへの注目が高まるタイミングにあるうえ、新型コロナウイルス絡みでテレワークなどが増え、通信量の増加が収益面で追い風になるとの見方がある。また株式需給面では、「2兆円前後と推定される年金系資金など大口機関投資家のリバランスの買いが、期末事情で今週末から来週前半にかけて入る見込みにあり、同社株の上げ足を助長している」(国内ネット証券)という。つなぎ売りを考慮しても直近信用倍率は0.1倍台と大幅に売り長で、買い戻しによる上昇圧力も働いている。
出所:MINKABU PRESS
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