スクリンがストップ安、20年3月期業績予想の減額修正と大幅減配を嫌気
SCREENホールディングス<7735>がストップ安。29日取引終了後、20年3月期業績予想の下方修正と大幅減配を発表したことが嫌気された。売上高は3290億円から3270億円(前期比10.2%減)に見直されたほか、営業利益は250億円から130億円(同56.1%減)、純利益は170億円から85億円(同52.9%減)に減額された。半導体製造装置は期末に向けた工場操業度の低下やコスト改善活動の遅れによる変動比率の上昇などが響いた。また、ディスプレー製造装置と成膜装置事業では、装置納入時期の変更により利益が減少した。今期の期末一括配当は、従来予想から51円減の年46円(前期比51円減)に大幅減配することも明らかにした。アナリストからは「ネガティブサプライズ」との声が上がっており、売りが殺到する状態となっている。
出所:MINKABU PRESS
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