カシオ急伸、メタル好調のG-SHOCKが牽引し上期2ケタ営業増益
カシオ計算機<6952>が急伸し年初来高値を更新した。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1457億5100万円(前年同期比0.4%増)、営業利益166億6200万円(同12.7%増)、純利益127億3100万円(同14.6%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
「G-SHOCK」のフルメタル「GMW-B5000」の好調に加え、新製品「GM-5600」などのラインアップ拡大で、グローバルで「G-SHOCK」のメタルが好調に推移した。また、中国でのプロモーション効果により、Eコマースを中心に「G-SHOCK」の好調が継続したことも寄与した。
なお、20年3月期通期業績予想は、円高の影響で売上高を3150億円から3100億円(前期比4.0%増)へ下方修正したものの、営業利益315億円(同4.1%増)、純利益225億円(同1.6%増)は従来見通しを据え置いている。
また、きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「電機・精密各社が民生機器で培った技術を医療に応用する動きが相次いでいる」と報じられ、なかで「2018年に消費者向けデジタルカメラ事業から撤退したカシオ計算機は、皮膚科医向け機器で既存技術を活用」と紹介されていることも好材料視されている。記事では、同社のダーモカメラが「ほくろが良性か悪性腫瘍かを判断するのに役立つとして、皮膚科医からの注文が相次ぐ」紹介。また、20年度には婦人科の診療用カメラも発売する予定としている。
出所:MINKABU PRESS
「G-SHOCK」のフルメタル「GMW-B5000」の好調に加え、新製品「GM-5600」などのラインアップ拡大で、グローバルで「G-SHOCK」のメタルが好調に推移した。また、中国でのプロモーション効果により、Eコマースを中心に「G-SHOCK」の好調が継続したことも寄与した。
なお、20年3月期通期業績予想は、円高の影響で売上高を3150億円から3100億円(前期比4.0%増)へ下方修正したものの、営業利益315億円(同4.1%増)、純利益225億円(同1.6%増)は従来見通しを据え置いている。
また、きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「電機・精密各社が民生機器で培った技術を医療に応用する動きが相次いでいる」と報じられ、なかで「2018年に消費者向けデジタルカメラ事業から撤退したカシオ計算機は、皮膚科医向け機器で既存技術を活用」と紹介されていることも好材料視されている。記事では、同社のダーモカメラが「ほくろが良性か悪性腫瘍かを判断するのに役立つとして、皮膚科医からの注文が相次ぐ」紹介。また、20年度には婦人科の診療用カメラも発売する予定としている。
出所:MINKABU PRESS