JSRが新値追い、20年3月期業績予想を下方修正も想定内
JSR<4185>が大幅高で5日続伸し連日の年初来高値更新となっている。28日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を5080億円から4830億円(前期比2.8%減)、営業利益を445億円から400億円(同7.0%減)へ、純利益を310億円から280億円(同10.0%減)へ下方修正したが、想定内との見方が強くネガティブ視する動きは限定的となっている。
下方修正は、エラストマー事業及び合成樹脂事業における販売数量の減少や市況低迷の影響が見込まれるほか、デジタルソリューション事業におけるディスプレー材料の顧客需要の減速などが響く見通し。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2401億4900万円(前年同期比2.3%減)、営業利益189億9900万円(同15.2%減)、純利益134億7200万円(同19.4%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
下方修正は、エラストマー事業及び合成樹脂事業における販売数量の減少や市況低迷の影響が見込まれるほか、デジタルソリューション事業におけるディスプレー材料の顧客需要の減速などが響く見通し。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2401億4900万円(前年同期比2.3%減)、営業利益189億9900万円(同15.2%減)、純利益134億7200万円(同19.4%減)だった。
出所:MINKABU PRESS