<注目銘柄>富士フイルム、ゴールデンクロス示現で本格上昇へ
富士フイルムホールディングス<4901>に注目したい。同社は写真主体から構造転換し、バイオ医薬品の開発製造受託で受注を増やしているほか、医療機器や病院向けITシステム、再生医療、化粧品などにも注力している。
事務機の成長は頭打ちとなるなか、成長分野と位置付けられているヘルスケア事業が牽引役となり業容は拡大している。20年3月期の売上高は前期比2.0%増の2兆4800億円と微増にとどまるものの、営業利益は同14.4%増の2400億円と過去最高益を見込む。
株価はPER12倍台、PBR0.9倍台と割安感があるほか、足もとでは5日と25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、ここからの本格上昇が見込める。手元資金は豊富なうえに、株主還元や戦略的M&Aにも積極的であり、中期スタンスで妙味がありそうだ。(れい)
出所:MINKABU PRESS
事務機の成長は頭打ちとなるなか、成長分野と位置付けられているヘルスケア事業が牽引役となり業容は拡大している。20年3月期の売上高は前期比2.0%増の2兆4800億円と微増にとどまるものの、営業利益は同14.4%増の2400億円と過去最高益を見込む。
株価はPER12倍台、PBR0.9倍台と割安感があるほか、足もとでは5日と25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、ここからの本格上昇が見込める。手元資金は豊富なうえに、株主還元や戦略的M&Aにも積極的であり、中期スタンスで妙味がありそうだ。(れい)
出所:MINKABU PRESS