第一三共が4日続落、キザルチニブに関して欧州医薬品庁医薬品委員会から否定的見解
第一三共<4568>が4日続落している。この日、欧州医薬品庁の医薬品委員会(CHMP)から、キザルチニブ(FLT3阻害剤)のFLT3-ITD変異を有する再発または難治性の急性骨髄性白血病(AML)に対する適応について、承認を推奨しないという否定的見解が示されたと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。
同社では今後、CHMPの見解を精査し、欧州における次のステップを決定する予定という。また、同剤のFLT3-ITD変異を有する新規のAML患者を対象としたグローバル第3相臨床試験における患者登録は既に完了しており、AML患者へ新たな治療の選択肢を提供できるよう、試験終了後の評価結果に期待しているとしている。
出所:MINKABU PRESS
同社では今後、CHMPの見解を精査し、欧州における次のステップを決定する予定という。また、同剤のFLT3-ITD変異を有する新規のAML患者を対象としたグローバル第3相臨床試験における患者登録は既に完了しており、AML患者へ新たな治療の選択肢を提供できるよう、試験終了後の評価結果に期待しているとしている。
出所:MINKABU PRESS