トリケミカル研究所<
4369>が400円を超える上昇で6700円台まで上値を伸ばし、上場来高値を更新した。半導体市況の底入れ観測が強まるなか、半導体用化学薬品メーカーである同社の業績にも追い風が意識されている。半導体向けでは絶縁膜材料などが牽引、20年1月期上期の営業利益は前年同期比11%増の11億5300万円、通期では前期比6.4%増の22億9000万円を計画するが、25億円前後への上振れが有力視されている。現在の半導体微細化は新材料の需要発現を促しており、少量多品種生産が特徴の同社が優位性を発揮するとの見方も出ている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)