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【特集】すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 とりでみなみさんの場合-最終回

長期投資のストレスは「お金のなる木」づくりで解消!
登場する銘柄
特種東海製紙 <3708> 、大宝運輸 <9040> 、信越化学工業 <4063> 出光興産 <5019>
筆者:福島由恵
金融機関出身のフリーライター。株式、投資信託、不動産投資などを中心とした資産形成に関連する記事執筆を主に担当。相続、税金、ライフプラン関連も数多く執筆。

とりでみなみとりでみなみさん(ハンドルネーム・40代・男性)のプロフィール:
普段は残業&休日出勤に追われる多忙なサラリーマン。使用中の証券口座のパスワードを忘れること5回以上という、自称「超長期投資家」。投資に割く時間の最小化を図りながら、最大の投資効果が出るよう目指す。長期で伸びそうな産業に着目し、10~20年で株価が上昇する銘柄をじっくり探す。投資歴は17年。200万円を元手に資金を追加しながら、「50歳で資産3億円」を目指している。現在の運用資産は計画より1年遅れだが約1.5億円に。相場が荒れようがその場に居続けることが大切と、足元のような不安定な状況になっても継続投資の姿勢は揺るがない。

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 仕事が忙しくて投資に時間を割く余裕がない――。そんなとりでみなみさん(ハンドルネーム、以下とりでさん)が見出した手法が“長期ほったらかし”戦略だ。その真髄は「木より森を見る」作戦。自分の分身を就職させるつもりで銘柄を選ぶからには、長期で成長が期待できそうな産業や事業なのかをよく考えた上で、就職(投資)してみたい会社を選んできた。
 この手法で目標とする億トレの地位を築いたが、長期で保有する間には、株価が突然大きく下落したり、まったく動かない凪状態が続いたりと、ストレスに耐える力が必要なのも確か。長期投資に必要な忍耐力を保つためにとりでさんが行っているのが、自称「お金のなる木」作戦だ。最終回は、長期投資を続けるための「とりで流のツボ」を紹介する。
攻めと守りの観点で3カテゴリーのポートフォリオ構成に
 まずこれまで紹介してきたとりでさんのポートフォリオを整理しよう。とりでさんは、本職の会社員としての仕事に専念するため、日々の値動きに一喜一憂せず、じわじわ資産を増やしていくことも狙って、構成銘柄を以下に示した3つのカテゴリーに分類している。
 それは、
① 大きな値上がり益を期待する「主力株」
② 大きな値上がりは一段落したが、引き続きじわじわと上昇が期待できそうな「準主力株」
③ そして今回のテーマである「お金のなる木」

 ――だ。
とりでさんのポートフォリオ
 上のグラフに示しているように、
 ①の「主力株」は、10銘柄に資産全体の80%を割り当てる大黒柱的な存在で、資産を増やす原動力にするグループだ。構成銘柄には、第1回の記事で紹介したジャパンエレベーターサービスホールディングス <6544>、弁護士ドットコム <6027>、日本動物高度医療センター <6039>などが入る。1銘柄当たりの配分比率は、全体の8%を基準にしている。
 ②の「準主力株」には、資産全体の10%を、約10銘柄に配分する。そして③の「お金のなる木」には、残りの10%を配分し、最も多い60銘柄で構成している。
 円グラフに示したように、「お金のなる木」は端的に言うと「配当及び株主優待」狙いの銘柄だ。10%の配分比率に関わらず60もの銘柄を保有するのは、できるだけ多くの株主優待を受け取るためだ。
 配当&株主優待狙いなら、素直にそう表現しても良いが、あえて「お金のなる木」と呼んでいるのはどうしてなのか。そこには「とりで流」ならではの戦略がある。
※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。

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