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【特集】すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 とりでみなみさんの場合-第3回

バイオ株で7000万円の利益を溶かすも、“高い授業料”で投資法は進化
登場する銘柄
アキュセラ・インク(現・窪田製薬ホールディングス <4596> )
筆者:福島由恵
金融機関出身のフリーライター。株式、投資信託、不動産投資などを中心とした資産形成に関連する記事執筆を主に担当。相続、税金、ライフプラン関連も数多く執筆。

とりでみなみとりでみなみさん(ハンドルネーム・40代・男性)のプロフィール:
普段は残業&休日出勤に追われる多忙なサラリーマン。使用中の証券口座のパスワードを忘れること5回以上という、自称「超長期投資家」。投資に割く時間の最小化を図りながら、最大の投資効果が出るよう目指す。長期で伸びそうな産業に着目し、10~20年で株価が上昇する銘柄をじっくり探す。投資歴は17年。200万円を元手に資金を追加しながら、「50歳で資産3億円」を目指している。現在の運用資産は計画より1年遅れだが約1.5億円に。相場が荒れようがその場に居続けることが大切と、足元のような不安定な状況になっても継続投資の姿勢は揺るがない。

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 超多忙なサラリーマン投資家のとりでみなみさん(ハンドルネーム、以下とりでさん)は、投資に費やす時間が限られる中でも、長期投資で利益を膨らますコツを見つけ、目標とする億り人の称号を手に入れた。
 投資手法の中核にあるのは、成長するセクターで、業績の伸びが期待できそうな割安成長株に投資するというものだ。ファンダメンタルズ重視という手堅いやり方でお宝銘柄に投資してきたとりでさんだが、やはり人間。手っ取り早く利益を稼ぎたいという欲に惑わされて、7000万円もの含み益のほとんどを溶かしてしまったイタい経験もある。
 3回目の今回は、都内の高級新築マンションが1室買えてしまうほどの金額を逃してしまった背景や、そこから何を学んだかを見ていこう。
リッチなマンションが買えるほどの利益が吹き飛ぶ
 とりでさんが大アクシデントに遭遇したのは、2015年の後半から買い出動したアキュセラ・インク(現・窪田製薬ホールディングス <4596>) での投資。同社は主に眼科関連の医薬品の開発を行う創薬バイオベンチャー。とりでさんがこの銘柄に着目し投資を始めた頃は、相場全体としては15年夏からのチャイナ・ショックのあおりで冷え込みムードにある中、今後大きな成長が期待されるバイオ関連の一角として投資家の注目を集めつつある時期だった。
 バイオ株の盛り上がりと急落による大混乱と言えば、最近では、今年の初頭に高値更新するも、その後連続4日のストップ安に見舞われ、わずか5日間で株価が約5分の1にまで下落したサンバイオ<4592>株の大暴落が記憶に新しい。
 この時の暴落劇を「第二のアキュセラショック」と揶揄する声も目立ったように、元祖のアキュセラ株はサンバイオ 株以上の6日連続でストップ安の値付かずとなり、株価は7000円から1000円台と7分の1になってしまった。
■旧アキュセラ・インクの急騰・急落前の日足チャート(2015年11月~16年7月)
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※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。

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