曙ブレーキ工業<
7238>が大量の買い注文に値がつかない状況、気配値のまま今年2月初旬以来の水準を回復してきた。同社は22日取引終了後、取引先の金融機関に対し、総額560億円の債権放棄を含む金融支援を依頼したことを発表。同社は事業再生ADRを利用した経営再建を進めているが、この要請が株価にはプラスの思惑として働き、投資資金の流入が加速した。同社は金融機関に対し、再建計画案として事業再生ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)を支援企業に選び、同ファンドへの第三者割当増資で200億円を調達する計画なども開示している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)