タマホーム---業績予想の修正を発表。売上高が前回予想を下回るものの当期純利益2億円増に
タマホーム<1419>は4日、2019年5月期の連結業績予想の修正を発表。
2019年5月通期連結業績予想を売上高が前回予想比0.1%減の1,868億円、営業利益が同2.7%減の73億円、経常利益が同4.2%減の69億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の39億円に修正した。
同社グループの住宅事業におけるリフォーム事業および不動産事業における戸建分譲事業の売上高及び売上総利益が前回発表予想を上回ったものの、オフィス区分所有権販売事業の進捗遅れによる一部売上高が2020年5月期へ持ち越しとなったことに加えて、消費税増税による受注減への影響を軽減すべく広告宣伝費を増加させたこと等により、前回発表より営業利益、経常利益が減少する見通しとなった。また、特別損失として、タマホーム単体における展示場の移転等に伴う減損損失9.87億円(2019年4月公表の第3四半期決算短信にて開示済みの3.59億円を含む)を計上することとなった一方、連結子会社の吸収合併に伴う繰越欠損金の引継ぎ等により法人税等が減少したこと等から、前回発表より親会社株主に帰属する当期純利益が2億円増加することとなった。
配当予想については、2019年3月に公表した内容からの変更はなく、中間配当金1株当たり15円(実績)、期末配当金1株当たり36円(予定)、年間配当金1株当たり51円としている。
《SF》
提供:フィスコ