日立製作所<
6501>は続伸し4100円台に浮上、6月11日につけた高値4091円を上回り年初来高値を更新した。全般は閑散相場が続くなかも、時価総額の大きい電機セクターのゼロワン銘柄に買いが集まっているのが今の相場の特徴。市場では「ファンダメンタルズ面を見直されている部分もあるが、それ以外に株式需給関係が良い点が挙げられる。同社株については東証信用倍率が1.38倍で日証金では株不足状態にある」(国内証券アナリスト)と指摘する。機関投資家の貸株調達による潜在的な売りも、リスクオフ相場が一巡したことで買い戻しを急がされているとの見方も出ている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)