アルチザは一時1100円台復帰、基地局整備加速で商機到来の思惑
アルチザネットワークス<6778>は続伸で一時4%超の上昇1100円台に乗せた。4月5日に1379円と約4年8カ月ぶりの高値圏に買われた後、900円台前半まで大幅に調整を入れたものの、ここにきて急浮上に転じている。高速通信向けなどを主力とする通信計測器メーカーであり、5G対応の基地局向け研究開発用テストシステムでは国内メーカーに競合がいない状態であることが改めて注目されているようだ。現在5Gの国内整備がやや遅れ気味だが、これを受けて国も本腰を入れ始めている。4日付けの日本経済新聞は「自治体が全国に設置している約20万基の信号機をNTTドコモなど国内通信4社に開放し、次世代通信規格『5G』の基地局として利用できるようにする」と報じており、基地局関連はいよいよ現実買いの段階に入った。基地局用計測器で同社には大きな商機が訪れるとの思惑が買いを引き寄せている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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