ヤオコーが急落、150億円のユーロ円CB発行で希薄化へ警戒感
ヤオコー<8279>が急落。株価は一時、前日比5%超安まで売られ年初来安値を更新した。4日の取引終了後、150億円のユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同CBは、満期償還日が2024年6月20日の5年債。発行日は6月20日。転換価格は前日終値を17.01%上回る6073円で決まった。潜在株式による希薄化率は6.36%となる。調達資金は、グループの新規出店および既存店舗の改装など設備投資やセミセルフ精算レジや基盤システムの刷新などシステム開発費用、それにデリカ・生鮮センターの3期工事費用に充てる予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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