オンコリスバイオが集中人気、ストップ高で5年ぶり3000円大台乗せ
オンコリスバイオファーマ<4588>が3連騰、商いを大きく膨らませてストップ高の3000円大台目前まで買われる集中人気となった。3000円大台は14年2月以来約5年ぶり。創薬ベンチャーで腫瘍溶解ウイルス技術に特化したがん治療薬や重症感染症治療薬の開発に傾注している。18年12月期は営業損益段階で12億4700万円の赤字と厳しいが、食道がんやメラノーマ、肝細胞がんなどで臨床試験を走らせている腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」に期待が大きい。テロメライシンは国内外のメガファーマとの間でライセンス契約締結に向けた積極的な活動を進めている状況で、同社の将来性に着目した買いを呼び込む形となっている。また、米メルクのがん免疫治療剤「キイトルーダ」との併用療法に関する臨床(フェーズ1)のデータ結果に対する思惑も株高を後押ししている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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