テックポイントは3日連続ストップ高、米中ハイテク摩擦で思惑続く
テックポイント・インク<6697>は上げ足止まらず3日連続のストップ高でカイ気配に張り付いている。米シリコンバレーを拠点とする半導体のファブレスメーカーで、監視カメラや車載用半導体で実績が高い。米国と中国のハイテク製品を巡る覇権争いが激化するなか、米国では中国が先駆している監視カメラなどのハイテク製品を安全保障上の理由から排除する動きに発展している。そのなか、同社では中国製品向けで業績へのダメージは軽微であることを開示している。一方、習近平国家主席の肝いりで推進されている「中国製造2025」に見直しの動きが出るなど、中国側に譲歩の姿勢が浮き彫りとなるなか、監視カメラ向け半導体で同社のビジネスチャンスが広がるとの思惑もある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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