テックポイントがストップ高、中国の監視カメラ排除で思惑
テックポイント・インク<6697>がストップ高。米シリコンバレーを拠点とする半導体のファブレスメーカー。昨年9月JDR(日本預託証券)でマザーズに上場した。監視カメラ向け半導体で優位性を持っているのが特長で、足もとは先行投資負担が利益を抑えているものの来12月期以降の成長加速に期待が大きい。米国と中国のハイテク摩擦は、中国の得意分野である監視カメラなどハイテク企業排除の動きに発展しつつある。中国は国策として推進する「中国製造2025」の見直しも検討すると伝わるなど、米国の政治的圧力がかなり顕在化している。そうしたなか、米国に本拠を置く同社にとって、監視カメラ向け半導体で漁夫の利による商機拡大につながる可能性も意識される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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