SDエンターテイメント---2Q増収、北海道胆振東部地震の影響があったものの、ウェルネス事業が順調に推移
SDエンターテイメント<4650>は13日、2019年3月期第2四半期(2018年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の40.25億円と増収、営業利益が0.07億円(前年同期は0.76億円の損失)と黒字転換、経常損失が0.63億円(同1.53億円の損失)と赤字幅縮小したが、震災の影響等により親会社株主に帰属する四半期純損失は2.10億円(同1.45億円の損失)となった。
エンターテイメント事業の売上高は前年同期比3.1%減の23.11億円となった。8月に関しては映画のヒット作に加え、前期の新型クレーンゲーム機集中導入などの投資効果により比較的順調に推移していたが、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響を受けた。
ウェルネス事業の売上高は前年同期比21.0%増の15.34億円となった。フィットネス部門において、過去実績を分析し、販売促進及び広告宣伝をより効果的に実施し、広告宣伝費等を削減しつつ、微増ではあるものの在籍数を伸ばしたこと、並びに当第1四半期に保育園7施設を集中開園したことで、売上高は増収となった。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が期初計画を据え置いているが、当社は平成30年11月13日付「会社分割(簡易新設分割)及び新設会社の株式譲渡に関する基本合意のお知らせ」に記載のとおり、当社が運営するエンターテイメント事業を会社分割により新設会社に継承させ、その全株式を譲渡することを決議した影響を勘案し、連結業績予想も修正する見込みではありますが、現時点において未確定の内容も多く、現在精査中であり、詳細は判明次第、速やかに開示するとしている。
《SF》
提供:フィスコ