品川リフラクトリーズ---1Qは2ケタ増収増益、業績予想の上方修正を発表
品川リフラクトリーズ<5351>は9日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.1%増の277.28億円、営業利益が同57.7%増の23.23億円、経常利益が同58.7%増の25.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同109.4%増の16.62億円と増収・増益となった。
耐火物及び関連製品事業においては、耐火物販売数量の増加や原料価格上昇に対する販売価格への転嫁等により、売上高は前年同期比16.1%増の220.20億円、セグメント利益は同59.9%増の22.76億円と増収増益になり、主力事業が全体をけん引する形となった。
エンジニアリング事業は、焼却炉改修工事や製鉄所内施工工事の増加等により、売上高で同8.3%増の51.79億円、セグメント利益で同15.4%増の1.17億円と増収増益。不動産・レジャー等事業においては、売上高は同5.0%減の5.28億円、セグメント利益は1.9%減の2.48億円となった。
2019年3月期通期について、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比12.9%増(前回予想比0.9%増)の1,160.00億円、営業利益が同40.5%増(同14.9%増)の85.00億円、経常利益が同36.0%増(同14.7%増)の86.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同60.9%増(同22.2%増)の55.00億円としている。業績が順調に推移することが見込まれるうえ、遊休地を売却することにより、親会社株主に帰属する当期純利益が、期初計画に比べて増加する見込みとなった。
《SF》
提供:フィスコ