メルカリは大幅安、18年6月期最終損益は70億円の赤字を嫌気
メルカリ<4385>は大幅安。株価は、前日に比べ一時約11%の下落となった。9日の取引終了後に発表された18年6月期の連結業績は、売上高が前期比62%増の357億6500万円、営業損益は44億2200万円の赤字(前の期は27億7500万円の赤字)、最終損益は70億4100万円の赤字(同42億700万円の赤字)だった。サービス強化による人員増や積極的な広告費用を行ったことが、業績悪化の要因となった。この日は前期業績の赤字拡大を嫌気した売りが膨らんでいる。19年6月期の業績予想に関しては、公表していない。
ただ、この決算に関してSMBC日興証券では9日、「売上利益は概ね想定線での着地」と指摘。第4四半期の営業利益が大幅な赤字になったが、「人件費の増加、株式上場などに伴う一時的費用の計上があったことを考えれば違和感はない」とみている。同証券ではメルカリの投資評価を「1」としており、19年6月期の営業利益は13億8300万円と黒字転換を予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
ただ、この決算に関してSMBC日興証券では9日、「売上利益は概ね想定線での着地」と指摘。第4四半期の営業利益が大幅な赤字になったが、「人件費の増加、株式上場などに伴う一時的費用の計上があったことを考えれば違和感はない」とみている。同証券ではメルカリの投資評価を「1」としており、19年6月期の営業利益は13億8300万円と黒字転換を予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)