<注目銘柄>=石原ケミカル、半導体電極用めっき液の需要拡大
金属表面処理剤メーカーの石原ケミカル<4462>に注目。同社は5月15日、19年3月期の連結業績予想を発表し、売上高は155億9000万円(前期比4.2%増)、経常利益は15億円(同23.3%増)、最終利益は10億6000万円(同18.0%増)を見込んでいる。
主力セグメントの金属表面処理剤と機器は、車載、スマートフォン関連及び次世代情報通信システムに関わる電子部品メーカーの生産動向が堅調に推移することが追い風となる。半導体のウエハーバンプ(こぶ状突起電極)用めっき液では、台湾、韓国を中心に高付加価値薬剤の採用を促進する。一方、自動車用化学製品では、エアコン洗浄を同時に実施するカーディーラーでの定着を引き続き推進してエアコン洗浄剤、コンパウンド(磨き粉)の売上拡大を図る。
株価は6月18日に2340円の直近高値をつけて以降、全体相場に連動するかたちで調整局面を強いられているものの、過去の株価推移から下値抵抗ラインと判断できる2000円近辺の水準まで低下してきたことで、反発のタイミングが近そうだ。25日・75日両移動平均線がゴールデンクロスを達成している。PER16倍近辺、PBR0.9倍台と割安水準にある。(朱)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
主力セグメントの金属表面処理剤と機器は、車載、スマートフォン関連及び次世代情報通信システムに関わる電子部品メーカーの生産動向が堅調に推移することが追い風となる。半導体のウエハーバンプ(こぶ状突起電極)用めっき液では、台湾、韓国を中心に高付加価値薬剤の採用を促進する。一方、自動車用化学製品では、エアコン洗浄を同時に実施するカーディーラーでの定着を引き続き推進してエアコン洗浄剤、コンパウンド(磨き粉)の売上拡大を図る。
株価は6月18日に2340円の直近高値をつけて以降、全体相場に連動するかたちで調整局面を強いられているものの、過去の株価推移から下値抵抗ラインと判断できる2000円近辺の水準まで低下してきたことで、反発のタイミングが近そうだ。25日・75日両移動平均線がゴールデンクロスを達成している。PER16倍近辺、PBR0.9倍台と割安水準にある。(朱)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)