川口化が大幅3日続落、原材料価格上昇で上期営業利益は56%減
川口化学工業<4361>が大幅3日続落で年初来安値を更新。5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(17年12月~18年5月)連結決算が、売上高36億2200万円(前年同期比2.1%増)、営業利益7700万円(同56.8%減)、純利益5700万円(同54.3%減)と大幅減益だったことが嫌気されている。
ゴム薬品は為替が円高になったことで海外向け売り上げは前年を下回ったが、国内向け、海外向けともに販売数量が伸長。これに環境用薬剤の需要増などもあり売上高は増収となった。ただし、原油・ナフサ価格が上昇したことや、中国からの輸入原料価格が上昇したことで原材料価格の高騰が続き、大幅減益を余儀なくされた。
なお、18年11月期通期業績予想は、主力ゴム薬品の安定した需要増や新規商品の売り上げ増を見込み売上高を70億円から73億円(前期比4.2%増)へ上方修正したが、営業利益は1億8000万円(同32.2%減)、純利益は1億2000万円(同33.3%減)で据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
ゴム薬品は為替が円高になったことで海外向け売り上げは前年を下回ったが、国内向け、海外向けともに販売数量が伸長。これに環境用薬剤の需要増などもあり売上高は増収となった。ただし、原油・ナフサ価格が上昇したことや、中国からの輸入原料価格が上昇したことで原材料価格の高騰が続き、大幅減益を余儀なくされた。
なお、18年11月期通期業績予想は、主力ゴム薬品の安定した需要増や新規商品の売り上げ増を見込み売上高を70億円から73億円(前期比4.2%増)へ上方修正したが、営業利益は1億8000万円(同32.2%減)、純利益は1億2000万円(同33.3%減)で据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)