昭電工が5日続伸、黒鉛電極市況が想定上回り18年12月期業績予想を上方修正
昭和電工<4004>が5日続伸している。9日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を9000億円から9350億円(前期比19.8%増)へ、営業利益を1100億円から1370億円(同76.1%増)へ、純利益を650億円から850億円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。
無機セグメントで逼迫する需給を受け黒鉛電極事業の市況が想定を上回っていることに加えて、石油化学セグメントで堅調なアジア需給を背景に製品市況が前回予想を上回って推移していることが要因。また、前述の2セグメント以外の化学品、エレクトロニクス、その他の3セグメントも堅調な製品需給環境を背景にそれぞれ増益を見込んでいることから上方修正したという。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高2146億9400万円(前年同期比17.2%増)、営業利益343億8800万円(同74.6%増)、純利益247億5100万円(同70.1%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
無機セグメントで逼迫する需給を受け黒鉛電極事業の市況が想定を上回っていることに加えて、石油化学セグメントで堅調なアジア需給を背景に製品市況が前回予想を上回って推移していることが要因。また、前述の2セグメント以外の化学品、エレクトロニクス、その他の3セグメントも堅調な製品需給環境を背景にそれぞれ増益を見込んでいることから上方修正したという。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高2146億9400万円(前年同期比17.2%増)、営業利益343億8800万円(同74.6%増)、純利益247億5100万円(同70.1%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)