ODKソリューションズ---業績予想を上方修正、入試関連業務の処理件数増加により利益増
ODKソリューションズ<3839>は、独立系ITサービス企業。学校法人や証券会社向けサービス提供等を展開。売上は4Qに偏重。機密性の高いデータの大量処理に強み。
同社は28日、業績予想の修正を発表した。
2018年3月期通期の連結業績予想においては、売上高は前回予想と変わらず49.00億円、営業利益は前回予想比94.7%増の3.70億円、経常利益は同90.0%増の3.80億円、親会社に帰属する当期純利益は同85.7%増の2.60億円にそれぞれ修正した。
2018年3月期通期の個別業績予想においては、売上高は前回予想と変わらず47.00億円、営業利益は前回予想比105.9%増の3.50億円、経常利益は同105.6%増の3.70億円、当期純利益は同92.3%増の2.50億円に修正した。
営業利益、経常利益、純利益の修正は、学校法人向けの入試アウトソーシングなどにおいて、処理件数増に加え、採点・合格判定などの追加処理を受託したことによるもの。また、退職給付費用が市況の影響により当初予想を下回ったことなどから、営業費用が減少したことも影響しているとのこと。
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提供:フィスコ