ヴィアＨＤが大幅反落、１８年３月期業績予想を引き下げ配当予想も無配へ修正

　ヴィア・ホールディングス<7918>が大幅反落している。７日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を２８８億円から２８３億円（前期比４．３％減）へ、営業利益を４億円から１億円（同８６．６％減）へ、最終損益を２億７０００万円の赤字から２２億円の赤字（前期２億４６００万円の黒字）へ下方修正し、従来５円を予定していた期末一括配当を無配に修正したことが嫌気されている。

　居酒屋市場の競争が想定を超えて激化していることに加えて、全国的な降雪や低気温の影響、さらに不採算店の閉鎖などで売上高が減少。これに原材料の値上げや人件費が膨らんだほか、固定資産の減損損失を計上したことなどが利益を押し下げた。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高２１５億４２００万円（前年同期比３．６％減）、営業利益７２００万円（同８７．８％減）、最終損益１６億４３００万円の赤字（前年同期３億３４００万円の黒字）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2018年02月08日 13時01分