富士フイルムが急反騰、米ゼロックス買収で世界最大の事務機メーカーに
富士フイルムホールディングス<4901>が8日ぶり反発、一時約600円近い上昇をみせた。前日に急落していたが、これを一気に埋めて25日移動平均線の上に浮上してきた。
同社は1月31日、米事務機大手のゼロックスの買収を発表しており、これによる収益改善効果への期待が買いに反映されている。第三者割当増資を通じゼロックスの株の50.1%を取得、同時に共同出資会社の富士ゼロックスをゼロックスが完全子会社化する。
なお、富士フイルムは同日、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を1850億円から1300億円(前期比24.5%減)へ減額するいっぽう、最終利益を1250億円から1400億円(同6.5%増)へ増額している。これは国内外での大幅人員削減などの構造改革コストが営業利益押し下げ要因となる一方、富士ゼロックスの利益下振れに伴い米ゼロックスに帰属する利益の控除額の減少が純利益を押し上げる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同社は1月31日、米事務機大手のゼロックスの買収を発表しており、これによる収益改善効果への期待が買いに反映されている。第三者割当増資を通じゼロックスの株の50.1%を取得、同時に共同出資会社の富士ゼロックスをゼロックスが完全子会社化する。
なお、富士フイルムは同日、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を1850億円から1300億円(前期比24.5%減)へ減額するいっぽう、最終利益を1250億円から1400億円(同6.5%増)へ増額している。これは国内外での大幅人員削減などの構造改革コストが営業利益押し下げ要因となる一方、富士ゼロックスの利益下振れに伴い米ゼロックスに帰属する利益の控除額の減少が純利益を押し上げる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)