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3445 RSテクノ

東証P
3,410円
前日比
-15
-0.44%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 1.47 1.03 17.84
時価総額 900億円
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RS Technologies---ラジオNIKKEIマーケットプレス12月28日放送


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』12月28日放送において、RS Technologies <3445>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

次に紹介するのは、証券コード<3445>東証1部上場のRS Technologiesです。

RS Technologiesは半導体チップの主要部材であるシリコンウェーハの再生加工を手掛けています。国内と台湾に工場を持ち、両工場がフル稼働時の世界シェアは約30%を超え、世界トップの地位にあります。

2017年12月期第3四半期は、売上高が78億7400万円、営業利益が20億6900万円と大幅増収増益で着地しました。半導体生産が高水準で推移するなか、再生ウェーハの需給もタイトな状況が続きました。RS Technologiesは三本木・台南両工場で生産能力を上回る生産を続け、増収増益につなげました。2017年12月期通期予想については、中間期時点で上方修正されましたが、足元の生産状況から判断して、これを上回って着地する可能性が高いでしょう。

中長期の成長に向けた経営方針としてRS Technologiesは5つのポイントを掲げていますが、生産能力の拡大やシェア拡大という目標は既に達成されており、生産能力増強を真剣に検討する段階に到達したというのがフィスコの考えです。これに関し、能力増強投資に向けた大きな後押しとなる進捗がありました。RS Technologies特有の技術とも言える金属除去技術について有力顧客の認定を取得したことです。これはRS Technologiesにとって新市場の開拓を意味する重要なステップと言えます。

2018年12月期は、生産能力の制約から、収益の成長率が鈍化することも想定されます。しかし、2018年12月期は次の成長加速に向けたターニングポイントになる可能性があるとフィスコでは考えており、業績よりもそこに注目すべきだと考えています。注目点は、生産能力増強の意思決定、金属除去技術の商業化、適切なスペックでの加工による収益性の改善、M&A戦略などです。これらに関し2018年12月期に明確な進捗があれば、中長期的なRS Technologiesの成長性について確信度が一段と高まってくるとフィスコでは考えています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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