三井不、三菱地所など不動産株高い、金融緩和環境の継続で出遅れ修正高続く
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>など大手をはじめ不動産株が上値指向にある。米国に続き欧州でも中央銀行が金融緩和政策の出口戦略に動き出しているが、国内では黒田日銀総裁が現行の金融政策を継続する構えにある。昨年12月下旬の日銀金融政策決定会合では超金融緩和政策からの変更を示唆しなかったことで、そこを境に不動産株の買い戻しが続いている状況だ。黒田総裁は今年4月に任期満了を迎えるが安倍1強体制のもとで再選される可能性が高いともみられており、「不動産株はそれを織り込みに行く過程にある」(市場関係者)との見方もある。全体相場が急速に上値を追うなかで不動産セクターは相対的に出遅れている点も物色人気を誘う背景となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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