アイビーシー<3920>--IoTデバイス向けセキュリティサービスkusabi(楔)の実証実験開始
アイビーシー<3920>は、5日にブロックチェーン技術を利用したIoTデバイス向けセキュリティサービス「kusabi(楔)」の実証実験を開始したと発表。
2020年にはIoTのデバイス数が300億規模に急増するといわれ、IoTデバイスのセキュリティ問題は、世界的に極めて重要な課題となっている。
kusabi(楔)は、IBM Cloud Garage for Blockchainを利用した電子証明システムとデバイスプロビジョニングで構成されており、システムインテグレーターやIoTデバイスベンダーとの協業によって、専用チップ、認証局、マルウェア対策が不要でソフトウェアのみで機能する画期的なIoTセキュリティサービスになるという。
同社では、この「kusabi(楔)モデル」を、製造・運用コストの増大、ベンダーの囲い込み等の問題が懸念される「専用チップ+認証局モデル」に代わるIoTセキュリティの最適解と位置づけており、実証実験の推進によって、将来のサービス化につなげる構えだ。
《TN》
提供:フィスコ