オロ---3Qは2ケタ増収増益、ビジネスソリューション事業が好調に推移
オロ<3983>は14日、2017年12月期第3四半期(2017年1~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.1%増の27.90億円、営業利益が同28.9%増の5.62億円、経常利益が同13.6%増の5.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.8%増の3.50億円となった。通期の売上高に進捗率は75.8%と堅調に推移している。
ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比30.2%増の13.86億円、営業利益が同45.3%増の5.00億円となった。主力のクラウドERP「ZAC Enterprise」における新規顧客の獲得が好調であった。
コミュニケーションデザイン事業の売上高は前年同期比15.0%増の14.03億円、営業利益は同32.2%減の0.62億円となった。売上高は計画に沿って堅調に推移したが、営業利益は受託領域の拡大に伴う外注費の増加及び特定の案件における損失の影響のため、減益となった。
2017年12月通期の連結業績予想は、売上高が前期比9.1%増の36.82億円、営業利益が同0.5%減の6.78億円、経常利益が同5.9%減の6.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.2%減の4.60億円とする期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ