ＰＡＬＴＥＫが３日続伸、非接触バイタルセンサーを活用した保育・介護向け見守りシステムを提供へ

　ＰＡＬＴＥＫ<7587>が３日続伸している。この日の午前中、リキッド・デザイン・システムズ（横浜市港北区）と販売代理店契約を締結し、非接触バイタルセンサーを活用した保育・介護向け見守りシステムの提供を開始すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

　リキッド・デザインは、独自のバイタルセンサー技術を利用した呼吸見守りセンサーや共振美顔器などを発明・開発する企業。同社が乳幼児向けに開発した呼吸見守りセンサー「ＩＢＵＫＩ」と保育施設用の「ＩＢＵＫＩ　ＰＬＵＳ」は、乳幼児突然死症候群（ＳＩＤＳ）による乳幼児の死亡を減らすために開発された製品で、保育士はｉＰａｄで乳幼児の睡眠状況を６人同時に見守ることができるため、異変が起きた場合には速やかに知ることができ、素早い対応をすることが可能になるという。ＰＡＬＴＥＫは医療機器の開発設計サポートや、病院やクリニック・介護施設に停電対策システムを多く提供している実績があることから、リキッド・デザインのヘルスケア・セーフティソリューションを新たな市場へ提案するとしている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）