エニグモ---2Qソーシャルコマース事業好調もメディア事業苦戦と前期比増収減益
エニグモ<3665>は13日、2018年1月第2四半期(2017年2月-2017年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.8%増の20.58億円、営業利益が同16.9%減の6.82億円、経常利益が同18.5%減の6.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.3%減の4.54億円となった。
ソーシャルコマース事業においては、ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」を中心とした運営をおこなっており、四半期累計期間においては新規ユーザーおよび既存会員のアクティブ化、多数のセールへの取り組みに加え、各サービスと機能の拡充を図る各種施策を展開した。また、出品者との密な連携による出品数の拡充、社内インフラの強化も引き続き進めている。これにより、会員数は前年同四半期比27.7%増、商品総取扱高は前年同四半期比12.4%増、売上高は前年同四半期比10.8%増と順調に拡大している。
メディア事業においては、女子向けメディア「4MEEE」および主婦・ママ向けメディア「4yuuu! (フォーユー)」において、広告出稿が回復基調で推移したが、第1四半期の広告出稿数の一時的な減少の影響で、広告収入は前年同累計期間を下回った。
2018年1月通期の業績予想は、売上高が前期比6.5%増の44.18億円、営業利益が同19.5%減の14.23億円、経常利益が同19.1%減の14.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同52.8%減の5.39億円としている。
《TN》
提供:フィスコ