プラッツ---17/6期は売上高が前期比19.6%増の50.71億円、新商品Rafio の売れ行きが引き続き好調
プラッツ<7813>は10日、2017年6月期の連結決算を発表した。売上高が前期比19.6%増の50.71億円、営業利益が同744.6%増の2.03億円、経常利益が4.28億円(前期は0.20億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が3.49億円(前期は0.14億円の損失)となった。
本年1月に発売した新たな介護用ベッド「Rafio(ラフィオ)」の売れ行きが好調なことに加え、2018年度に予定されている介護保険の制度改正について、全額自己負担は見送りとなることが決定したことも追い風となり、福祉用具流通市場での販売実績は39.84億円(前期比18.0%増)となった。また、高齢者施設市場の販売実績は、新規開拓など営業活動を強化したことにより、7.68億円(前期比37.4%増)と堅調に推移している。
家具流通市場の販売実績は、一般ベッド市場動向が国内人口の減少により年々縮小傾向している為、1.78億円(前期比24.5%減)であった。海外市場の販売実績は、同社の連結子会社である富若慈(上海)貿易有限公司を中心に、高齢者施設の案件獲得に注力した結果、1.40億円(前期比102.6%増)であった。
営業外収益としては、持分法による投資利益1.69億円と為替差益0.58億円を計上している。
2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比14.4%増の58.00億円、営業利益が同9.4%増の2.25億円、経常利益が同22.2%減の3.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.6%減の2.5億円を見込んでいる。
《NB》
提供:フィスコ