古河電池が連日の急伸、先駆するリチウム電池技術で注目度高まる
古河電池<6937>が連日の急伸で、きょうは7.7%高の894円と900円台目前まで買われた。売買高も前場段階で75万株を超える水準に膨らんだ。
2018年から米国のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が強化されることになり、米国ではカリフォルニア州など10州で無公害車を普及させることを目的に規制的手法が導入されている。こうした流れを受け、世界的に電気自動車(EV)に経営資源をシフトする企業が相次いでいる。
そのなか、EV向け二次電池としてリチウムイオン電池の市場拡大が今後加速するとの思惑が高まっている。古河電池はリチウムイオン電池分野の技術で業界に先駆した実績を持っており、03年には小惑星探査機「はやぶさ」に世界初となる宇宙用リチウム電池を開発して搭載したほか、10年に金星探査機「あかつき」にも同社開発のリチウム電池を搭載している。今後、世界最大の自動車市場である中国でも来年をメドに環境規制を強化する動きが表面化しているだけに、同社のビジネスチャンス拡大が期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
2018年から米国のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が強化されることになり、米国ではカリフォルニア州など10州で無公害車を普及させることを目的に規制的手法が導入されている。こうした流れを受け、世界的に電気自動車(EV)に経営資源をシフトする企業が相次いでいる。
そのなか、EV向け二次電池としてリチウムイオン電池の市場拡大が今後加速するとの思惑が高まっている。古河電池はリチウムイオン電池分野の技術で業界に先駆した実績を持っており、03年には小惑星探査機「はやぶさ」に世界初となる宇宙用リチウム電池を開発して搭載したほか、10年に金星探査機「あかつき」にも同社開発のリチウム電池を搭載している。今後、世界最大の自動車市場である中国でも来年をメドに環境規制を強化する動きが表面化しているだけに、同社のビジネスチャンス拡大が期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)