<注目銘柄>=タツタ線、前下期からの業績回復基調が継続へ
タツタ電線<5809>は、6月30日に年初来高値693円をつけた後も高値圏で推移しているが、業績拡大期待を背景に一段高を志向しよう。
前17年3月期は経常利益が43億6800万円(前の期比4%減)となったが、下期(10~3月)では2割近い増益となったことに注目したい。利益の柱である電磁波シールドフィルムが、中国スマホメーカーによる生産台数の拡大や高機能化によるスマホ1台当たりの売り上げの伸長などを受けて底入れ感が出ていることが寄与。また、電線ケーブル事業が構造改革などの効果で着実な収益性改善が続いていることも貢献した。
18年3月期もこの基調が続いていることに加えて、高機能スマートフォンの新製品効果で、電磁波シールドフィルムなど電子材料事業は増益に転じそう。19年3月期以降は、導電性ペーストや機器用電線の貢献で増益基調が強まるとみられ、これを背景にして株価は水準訂正が期待できる。(仁)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
前17年3月期は経常利益が43億6800万円(前の期比4%減)となったが、下期(10~3月)では2割近い増益となったことに注目したい。利益の柱である電磁波シールドフィルムが、中国スマホメーカーによる生産台数の拡大や高機能化によるスマホ1台当たりの売り上げの伸長などを受けて底入れ感が出ていることが寄与。また、電線ケーブル事業が構造改革などの効果で着実な収益性改善が続いていることも貢献した。
18年3月期もこの基調が続いていることに加えて、高機能スマートフォンの新製品効果で、電磁波シールドフィルムなど電子材料事業は増益に転じそう。19年3月期以降は、導電性ペーストや機器用電線の貢献で増益基調が強まるとみられ、これを背景にして株価は水準訂正が期待できる。(仁)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)