ウィルＧが買い気配、今期経常は14％増で7期連続最高益へ

　10日、ウィルグループ <6089> が決算を発表。17年3月期の連結経常利益は前の期比34.9％増の19.8億円に拡大して着地。続く18年3月期も前期比13.6％増の22.5億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

　今期は製造業や介護分野を中心に派遣が伸びるうえ、前期に買収したオーストラリア2社の業績貢献も寄与し、23.8％の大幅増収を見込む。業績好調に伴い、前期の年間配当を12円→14円(前の期は1→2の株式分割前で20円)に増額し、今期も14円を継続する方針としたことも支援材料となった。

株探ニュース