旺盛な半導体需要、国内有力証券が掲げるシリコンウエハーの今後の注目点は
世界的に半導体需要が拡大の一途をたどるなかで、シリコンウエハーの需給タイト化とそれに伴う値上げの動きが顕在化、関連銘柄の株価を強く刺激している。東海東京調査センターでは8日付リポートで、このシリコンウエハーについて言及している。
化学工業日報の5月8日付記事では約11年ぶりとなる300ミリメートルシリコンウエハーの値上げがほぼ浸透したことを伝えており、300ミリウエハーの需給は逼迫した状態にある。同調査センターでは「昨年末からメーカーが継続していた値上げが概ね浸透、陥没価格の修正や微細化進展に伴うコスト増分の価格転嫁が浸透する、との弊社の見方と変わりはない」としている。
そのなか、今後の焦点は、まず200ミリウエハーの値上げであるという見解を示す。自動車の電装化や活発な設備投資を背景に200ミリウエハーの需給が300ミリと同様に逼迫してきており、今年度値上げの可能性が高まっていることを指摘している。次いで、300ミリウエハーの18年度の値上げ幅およびそれを受けた増産幅になるだろうとしている。恩恵を受ける企業としては、SUMCO<3436>と信越化学工業<4063>の2社、とりわけ200ミリウエハーのシェアが相対的に高いSUMCOを推している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
化学工業日報の5月8日付記事では約11年ぶりとなる300ミリメートルシリコンウエハーの値上げがほぼ浸透したことを伝えており、300ミリウエハーの需給は逼迫した状態にある。同調査センターでは「昨年末からメーカーが継続していた値上げが概ね浸透、陥没価格の修正や微細化進展に伴うコスト増分の価格転嫁が浸透する、との弊社の見方と変わりはない」としている。
そのなか、今後の焦点は、まず200ミリウエハーの値上げであるという見解を示す。自動車の電装化や活発な設備投資を背景に200ミリウエハーの需給が300ミリと同様に逼迫してきており、今年度値上げの可能性が高まっていることを指摘している。次いで、300ミリウエハーの18年度の値上げ幅およびそれを受けた増産幅になるだろうとしている。恩恵を受ける企業としては、SUMCO<3436>と信越化学工業<4063>の2社、とりわけ200ミリウエハーのシェアが相対的に高いSUMCOを推している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)