TSテックが一時ストップ高、今期税引き前は16%増益・6円増配へ
ホンダ系4輪シート部品大手のテイ・エス テック <7313> が一時ストップ高まで買われ、年初来高値を約4ヵ月ぶりに更新した。同社は4月28日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期の連結税引き前利益は前の期比12.2%減の357億円になったが、続く18年3月期は前期比15.9%増の415億円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
米州部門とアジア・欧州部門で収益が回復することが今期増益の要因となる。米州では主力のホンダ向けの受注拡大や原価低減の進展、アジア・欧州では前期に発生した新機種モデルへの切替費用の解消などで収益が好転する見込み。なお、前提となる為替レートは1ドル=108円に設定した。
業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比6円増の76円に増配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。
株探ニュース
米州部門とアジア・欧州部門で収益が回復することが今期増益の要因となる。米州では主力のホンダ向けの受注拡大や原価低減の進展、アジア・欧州では前期に発生した新機種モデルへの切替費用の解消などで収益が好転する見込み。なお、前提となる為替レートは1ドル=108円に設定した。
業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比6円増の76円に増配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。
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