新日鉄住金<
5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<
5411>など鉄鋼株が強い動きをみせている。中国の鉄鋼メーカーによる過剰供給で鋼材価格が下落し、「鉄冷え」を余儀なくされてきた鉄鋼業界に風向きの変化が意識されている。
日本鉄鋼連盟が20日に発表した2016年度の粗鋼生産量は1億516万トンと前年度比0.9%増と拡大、3年ぶりに前年度実績を上回った。こうした環境の変化を受けて、新日鉄住金やJFEなどが一部の品種を除きフル生産体制を続けていることを21日付の日本経済新聞などが報じており、これが株価の底入れを促す動きとなっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)