シャープは一時13%安と急落、鴻海の東芝・半導体事業へ3兆円提示報道も逆風
シャープ<6753>が大幅に5日続落。株価は一時、前日比13%安の350円まで売られた。同社株は今月3日に500円台を回復し、時価総額も2兆5000億円台まで膨らみ、日立製作所<6501>に迫ったことが話題を集めた。足もとの業績回復で東証1部への復帰期待が強まったことなどが、買い材料視されたが株価面の過熱感は否めず、ここへきて反動安で値を下げている。筆頭株主の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が東芝<6502>の半導体メモリー事業の買収額として最大3兆円を提示したと報じられていることも、シャープに対する投資の分散につながるため警戒材料と受け止められている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)